大好きな人たちに会えなくなった話
※個人の感想です。
先日、緊急事態宣言の発令に伴い、滝沢歌舞伎ZERO2021の一部公演中止が決まった。
わたしが持っていた観劇チケットは緊急事態宣言の期間内であったため、大好きなSnow Manに会える機会を失った。
絶望。
薄々予感はしていたけど、でもどこかでもしかしたらいけるかもと思う自分もいて、いざ行く予定だった公演の中止が決まってしまった時はドン底に突き落とされた気分だった。
職場で普通に泣いた。1人の時に静かにね。
(こんなアイドルのことで泣くなんていつぶり?)(もういい大人なのにバカじゃんわたし)
って思ったけど、ひかるが帰ってきたときも泣いたし、年末一時活動休止になったときも泣いてたわ……
まぁその時々によって流した涙の理由・感情は違えど、彼らに関することで涙を流してしまうくらい9人のことを好きになってしまったのです。
わたしが彼らを好きになったのは、2019年の夏頃。そう、デビュー発表をした8.8以降なんですけど。
そこからTGCやら少年たちやらYTFFやら現場はあったけど、わたしのはじめての現場になるはずだったのが去年の3月に予定されていた2D.2D.のデビューライブだったんですよね。
でもそのデビューライブもコロナで中止・延期。
10月に振替公演予定だったけどそれも中止で配信になったので、結局現場に行くことがないまま時間は過ぎていった。
現場がなくてもSnow Manからの供給はたくさんあって、彼らを応援することが当然の如く、生活の一部になっていた。
そうした日常を過ごしているうちに滝沢歌舞伎ZERO2021の公演が決まった。
やーーーーーーーーーーーっと現場に行けるチャンスが到来。
みんなそうだと思うけど、まだ申し込みすらしてない段階からワクワクが止まらなくて、当落まで毎日ドキドキソワソワの日々を過ごし、神社に当選祈願なんかしに行っちゃったりね。
そうこうしてるうちに当落の日を迎え、当選の文字を見た時は飛び跳ねて喜びました。(喜びの舞を踊る絵文字)
あぁこれでやっと生のSnow Manに会えるんだ!
あの滝沢歌舞伎を生であの空間で見ることができるんだ!
公演日はまだ2ヶ月以上も先なのに、もう止まらないワクワク。急激に爆上がりするQOL。
"滝沢歌舞伎があるから"
"Snow Manに会えるから"
ストレスだらけの仕事も頑張れたし、(現場がなくても頑張ってるけどね)
服を買ったり髪を切ったりしたよ。
あとまつパも予約したし。
速攻ブルーベリーも買ったもん。
初日を迎えて、ネタバレ喰らいたくない気持ちを持ち合わせつつ、TVで流れてくるゲネの様子やレポをちょいちょい見ちゃったりして、あぁこの感じ久々〜!楽しみだな〜〜〜!っしゃ!5月に入る前にできるだけ仕事かっ飛ばそ!
って思っていた矢先……
国は緊急事態宣言を出しやがって。
公演中止のお知らせメールが来やがった。
(口が悪くてすみません)
宣言期間中の公演のみ中止
ハァ……………………………………
振替公演はなし
ハァ……………………………………
ここ数ヶ月は歌舞伎のために生きてたのに……
チケットだってもう手元に届いているのに……
(ちなみに今まで私が行った全ジャニーズの現場の中でダントツの良席)
(演舞場行ったことないから実際はどうかわからんけど、見たらわかるええ席やなところだった)
会えない……………………
わたしSnow Manに会えないの……!????
……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………無理…………
自然と涙が出てきた。
ハァ………………………
出しても出しても止まらないため息。
とりあえず状況は把握。把握したくないけど。
あんなにモチベ上がってたのに、一気に手につかなくなった仕事。
なんとか1日やり過ごして家に帰ってとことん落ち込んで。
ちょっと落ち着いたのでTwitterで情報収集。
そこで目にしたのが中止前最後の公演24日夜のお見送りレポ。
絶望だった……やり場のない怒りと悔しさ、悲しみそして嫉妬で狂いそうだった……
お見送りとは??????????????
果たして本人たちが見送る必要はあったのか?
幕を下ろさないだけで良かったのではないか?
いろんなことがぐるぐるぐるぐる……
キャパオーバーになってるわたしの脳内……
真意はわからないけど、多分このお見送りは中止になることに対してのSnow Manの気持ちを表現していて、中止になったことによってSnow Manに一度も会えなくなった私たちファンを思っての行動ではないのかなとわたしは捉えた。わたしはね。
だって見送られてるのは、その公演に入れて普通に観劇することができた人たちなわけで。
行けなくなったわたしたちには何ひとつ救済はない。
このお見送りがこの公演に入っていた人たちにとって"特別"なものなったのは間違いないと思う。
中止で行けなくなった人たちにとっては何の得もない行動だったのでは?むしろ傷口に塩。火に油。
もちろん、中止になって悔しいのはファンだけじゃなく、Snow Manだって同じだと思う。そこは理解できる。
ただ、その"特別"を向ける方向が少し違っている気がしてならなかった。
少なくともその行動でわたしに届くものはなかった。
翌日、更新されたすのむびもまた同じ。
ある意味初……
………………………
これを見て、
多分、本人たちは自分たちに与えられた中止という試練に対して、俺たちは前向いてるよ!乗り越えよう!笑顔で!だからみんなもね!ということを伝えたかったのかもしれない。
彼らはアイドルだし、明るく振る舞わなきゃいけなかったのかもしれない。
と思った。
でも、ずっとずっと楽しみにしていた一回がなくなった中止組からしたら、それをある意味初と軽々しく言われてしまった気がしてしまって、とても悲しくなった。
笑ってね!と言われても全く笑えなかった。
まだ中止になった事実を明るく受け止められるまで気持ちが回復していない。
Snow Manに悪意がないのはわかってる。わかってるよそんなの。だってわたしが好きになった人たちだもん。(説得力のなさ)
だけど、この傷はあまりにも深すぎるし、それをどんどんえぐられてる気分だった。
公演が中止になったことは理解できるし、振替公演がないことも仕方がないのもわかる。
それに対して怒っている人はいないと思う。多分。
ただ、わたしたちが納得できないでいるのが、お見送りによる"特別"を作ってしまったことと、同じ公演が中止になったSnow Manとファンとの間に温度差があること。だと思う。
これを言ったらわがままになるし、期待しすぎているのかもしれないけど、もう少しこちらに寄り添ってほしかったというのが本音。
本人たちが発信するものから
「今回中止になってしまった人たち」
「悔しいよね」
「今回は残念だけどまた会おう」
等の中止組に向けられた寄り添いの言葉が少しでもあれば、納得できたのではないかと思う。少なくともわたしはそう感じる。
1番悲しいのは、1番つらいのは、1番悔しいのは、Snow Manだよとか……
そんなの知らねぇ。
わたしたちだって悲しいし、つらいし、悔しいと思ってる。みんな同じ。だから1番とか勝手に決めないで。
外野にとやかく言われる筋合いはないし、この思いは中止になった人にしかわからないと思う。
こういう中止組の嘆きを批判するツイートを見てまた悲しくなってやり場のない怒りが湧いてくる。たしかにその表現が行きすぎちゃって誰かが傷つくのは良くないと思うけど。
もう……何でよ……誰も悪くないのに……
正直、今回の宣言期間中の中止・振替公演なしという結果はコロナ禍において強いられてきた我慢の中で1番つらいものだった。わたしはね。
全公演中止なら、振替があるなら、全然我慢できた。
でも今回は公演を観に行けた人がいる、これから行く人もいる、その中で宣言期間中に当選していた人だけが行けなくなって……もうチケットだって届いてるのに……全然平等じゃない……
最初から落選だったら、同じ行けないでも気持ちが全然違う。
デビューライブも行けなかった、やっと行けると思っていた滝沢歌舞伎も行けなくなった。
仕方ないのはわかってるけど……わかってるけどさ……
やるせない……
めめのブログで「命の危険以外のことで、今悲しめてる。それは本当は当たり前じゃなくて、すごく幸せなことで。」とあった。
たしかにそうだと思う。ド正論。何も間違っていない。
でも今の段階ではこの"悲しみ"を"幸せ"だと思えるほど余裕のある心を持ち合わせていない。そんなに大人じゃない。そう簡単にポジティブの鬼にはなれない。
だってそのくらい楽しみにしていたから……
もうどう頑張ってもわたしたちが今年の滝沢歌舞伎に行けることはない。
また再開したとしても、同じ空間で再開の喜びを分かち合えるのは同じ"中止"を経験したわたしたちじゃない。
千穐楽を迎えるまでずっと悲しい思いは消えないと思う。迎えても消えないかも。わからない。
宣言が明けて公演が再開することは喜ばしいことだし、見に行ける人にも楽しんでもらいたいと心から思う。
でも中止組がすごく悲しい思いをしていることをなかったことにされるのが1番悔しいので。
少なくともわたし自身はこの思いを忘れたくなかったから文字に起こした。
モヤモヤを吐き出すと少しだけスッキリするね。
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Snow Manに会いたかったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!
ひらりのハモリ聞きたかったし、逆手持ちの九剣士見たかったし、マイフレンド聞いてエモに浸りたかったし、タバコ投げ捨てる振りをやる翔太も見たかったし、筋トレの成果を生で拝みたかったし、さく姫との舞も見たかったし、いのいのちも聞きたかったよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!
コロナのバカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
全部全部全部お前のせいだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
どれだけ嘆いても、わたしの力ではどうしようもできない。
文脈がおかしなことになるけど、ここまで書いておいて、ラウちゃんのブログを読んだ。
そこにはわたしたちが欲しかった言葉が綴ってあった。
救われた。気がした。
Snow Manはちゃんとわたしたちのことを考えてくれていた……
そうだよ、ファンを蔑ろにするはずがない。そんなのわかってたはずなのに。今までだってそうだったのに。そうだったからこそかもしれないけど。
中止というショックがあまりにもデカすぎて、心の整理がつく前に追い討ちをかけるようにお見送りレポや本人たちが明るく振る舞う動画を見たので、心が追いつけなかった。わたしたちだけ置いてけぼりにされているように感じた。
でも実際は違ってた。
ラウちゃん、教えてくれてありがとう。勇気を出して伝えてくれてありがとう。
Snow Manが何を考えてどういう思いであの動画を撮ったのかやっと理解できた。(お見送りの真相はわからないけど)理解するのに時間がかかってしまった。遅かった。ごめん。
同じ"辛い"を経験して、
悲しみや苦しみ、悔しさに少しでも寄り添って欲しかった彼女
と
悲しみや苦しみ、悔しさを抱えつつも不安にさせてはいけないと明るくポジティブに振る舞った彼氏
すれ違いだった。完全に。
(勝手にカレカノにしないでください)
(真面目に書いてるのかふざけてるのかわからなくなってきた)
とにかく、ラウちゃんのまっすぐな文章に心洗われた気がする。少しだけ心が晴れた。
ラウール、ピュアで強くて誰よりも大人だ。
こんなファンでごめん。ごめんねって言わせてしまって、ごめんなさい。でもありがとう。
今、また泣いています。
Snow Manとようやく通じ合えた嬉しさと嫌な思いさせてしまってごめんなさいの気持ち。それでもやっぱり会うことのできない悔しさや悲しさ。もう色々。よくわかりません。
それでもこんな時でもやっぱりわたしはSnow Manが大好きで、生き甲斐なんだと思い知らされる。
今回Snow Manのことで落ち込んだけど、元気を与えてくれるのもまたSnow Man。
もうズブズブ。さすがハマったら抜け出せない沼。嫌いになんてなれなかった。
だけど、まだちょっと今はSnow Manと距離を置きたいかもしれない。
今までみたいに純粋に応援したいけど今はちょっと無理かもしれない。
ステフォも発売されたけどまだ見ることができない。欲しいけど。買うけど。また思い出して悲しくなるに決まってるから。
いつまでウジウジしてるんだって思われると思う。自分でもそう思う。
またちゃんと心から楽しい!好き!と思えるようになるまでは想像してたより時間が必要かもしれないな。
次に涙を流すのは9人に会う時がいい。
次の何かしらの機会に、会えるかわからないけど、会えると信じて生きるしかない。
生きていれば会えるって佐久間くんが言ってた。
今は悲しさ悔しさまだまだ消えないけど、強く生きよう。自分のペースで。
いつか、今回つらい思いをしたみんなが報われる世界が来ますように。